本題
1日目から約1週間が経ってから、2日目のマンツーマンセミナーを受けてきました。
1日目では、基本的な在留資格のお話しから始まって、中国人経営者や中古自動車の輸出をしたい外国人の方をターゲットにするということで話が進みましたが、2日目についてはより突っ込んで手続き面を含めた具体的なところを経営管理ビザのテーマで堀り下がる形でセミナー内容を組んでいただきました。
外国人が日本で行う主な業種
飲食(中国人の方が多い)、古物(輸出)、旅行、旅館、介護、人材紹介、不動産(中国人の方が多い)
外国人の方が行う事業というのはある程度決まっているとのことで、中国人の方が特に多いのが飲食店や不動産の購入などの業種ということでした。
古物については、中古品の輸出になり、これは国籍問わずに営まれる方が多い分野とのことでした。
いわゆるせどりという商売になります。
反対に輸入をされる方もいますが、その場合は古物の許認可は必要ありません。
あと、旅行と旅館は許認可のハードルが高いので、元々外国で成功されている外国人の方が参入するようなケースぐらいしかないだろうとのことでした。
具体的な業種のイメージが湧きました。
家族滞在
日本に来て起業して経営管理ビザで滞在される方は、家族を呼ぶということは多く、この家族滞在についてもセットで手続きを依頼されるケースも多いとのことでした。
この場合、少し注意が必要で、経営管理ビザで家族滞在が許可されているのは配偶者と子供のみで両親や兄弟は無理ということです。
ただし、高度専門職という在留資格に変更した場合は、一定の要件を満たすと両親を日本に呼ぶことも可能となるなど、他の在留資格にはない高度専門職が認められる特徴があり、この高度専門職を目指す経営者が増えているそうです。
両親の帯同が認めらえる一定の要件
- 子供(孫)が7歳未満であること。
- 両親の日本滞在中、本人または配偶者と同居すること。
- 両親を呼び寄せる場合、本人または配偶者の年収が800万円以上であること。
2024/12/21時点
高度専門職はポイント制
レアカードのようなこの高度専門職ですが、こちらはポイント制となっており、ポイント計算表に応じて配点が決まり合格点が70点で、さらに80点以上になると永住権の取得期限が1年に短縮されたりと優遇されています。
こちらが、法務省で公開されているポイント計算表ですが、例えば、MBAを取得して年収3,000万円以上であればそれだけで合格点の70点以上となり、さらに代表取締役であれば80点以上となるため、高年収で税金をたくさん日本納めてくれる外国人の方はどんどん優遇されるようになっています。
おわりに
2日間、みっちりと入管実務について教わることができました。
実際、入管業務の最前線でお仕事をされている先生に教わるということが貴重で生の意見ですので、自分の業務にも必ず活かせる内容でした。
本当、2日間お世話になりました。
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息子&娘(7歳3ヶ月&3歳3ヶ月)の成長日記
ふるさと納税のキウイが届いて1ヶ月ぐらい経ちましたが、まだ冷蔵庫に数個残っています。
娘がキウイ大好きなので、剥いてと持ってくるのですが、さすがに1ヶ月経つと皮しわしわになって柔らかくいました。
ちょっと厚めに剥いてあげました。
腐ってはいなかったです。
スキー検定2級持ち、現在1級挑戦中の税理士・行政書士です。
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