本題
行政書士の仕事を題材
行政書士の仕事を題材にした漫画があることを最近知ってカバチタレ!を読んでいるのですが、これがなかなか面白いです。
舞台は広島の法務事務所で、そこに所長と4人の従業員という事務所の体制で仕事を行なっていきます。
カバチタレというのは広島弁で屁理屈ということで、作中でもよく登場することば意見が対立して口喧嘩をする時にカバチタレんななどの表現で登場します。
私なんかは、税理士の実務経験はありますが、行政書士の実務経験はなく独立しているためこういう漫画は参考になります。
ただし、ウィキペディアでは、以下のように原作者も言っているように漫画だから行き過ぎた表現もあるので全てをそのままの意味で受け取らないようにと注意喚起されています。
原作者の田島隆は『カバチタレ!』の実用性について「大げさにものごとを進めないといけない部分もありますし、わかりやすさを重視することで、正確性というものが犠牲になる面もある」とし「純粋な実用書として使うにはやはりリスキーな面もある」と述べ、作品を「法律実務のイメージをつかむ入門書」程度のもの ウィキペディアより
田島先生は現役の行政書士
また、原作者の田島先生は現役の行政書士で海事代理士です。
ホームページもあって、左上にカバチタレのロゴがあります。
これはかなりのインパクトがあります。
三十九【夢見る花屋の衰亡史】は、臨時株主総会のお話
連載の長い漫画になるのでまだまだ読めていないのですが、その中で一番印象に残っているのがその三十九【夢見る花屋の衰亡史】という小さな花屋さんのお話です。
なぜ、このお話が印象に残っているのかというと、会社の株が絡んで事務所で4人だけの臨時株主総会が開かれたりと普段決算の際に作成している株主総会議事録が小さな法人でも重要なポイントとして機能しているところがストーリーの展開として面白いと感じたからです。
そして、主人公の雇われ店長の社長が、元請けと創業家の株主に苦しめられて人生を諦めようとするのですが、そこで主人公たちが法律知識を駆使しながら解決していく流れは一般の漫画とは一線を画す面白さがあります。
終わりに
現実の実務の場面では、弁護士との業際の兼ね合いで非弁行為とならないように気をつける必要があることが多く、作者の田島先生がおっしゃっている通り大袈裟な表現をしていて、漫画の通り実務をすることはリスキーと思います。
ただ、法律に命を吹き込むというか、依頼者のために全力を尽くす姿というのは、同じ実務家して感じるものがある漫画です。
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息子&娘(7歳1ヶ月&3歳1ヶ月)の成長日記
息子のスイミングですが、先月の後半は曜日をずらしての参加だったので、友達と会えず楽しめなかったようです。
今月からいつもの曜日で参加できるので、張り切っていました。
スキー検定2級持ち、現在1級挑戦中の税理士・行政書士です。
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