本題
転職年は合算所得で転職先の会社が計算する
転職したら、サラリーマンの方は転職後の会社で年末調整を行うことになります。
そして年末が近づいてくると、転職先の経理部があれば経理部から前職の源泉徴収票の提出を求められます。
そして、その前職給与と合算した給与がその方の転職年の給与収入となります。
そして、その際に経理部側のお話で大事になってくるのが前職の情報をきちんと源泉徴収票に記載しているかどうかになります。
給与収入の金額がきちんと年間分合算されていたとしても、摘要という小さな項目に前職の会社情報の記載がなければ後々税務署から連絡が入るかもしれません。
市役所は年末調整の時点で判断する
さらに、ふるさと納税や医療費控除の申請で合算の所得を確定申告したとしても注意が必要です。
というのも、年末調整というのは会社が税務署と市役所に対して申告しているのですが、確定申告というのは従業員が国に対してのみ申告を行なっています。
なので、市役所は年末調整の時点で、もし前職の情報が摘要に入っていなければ、前職分の給料が転職後の会社の給与に反映していないとみなして前職分の給料も追加して計算する場合があります。
その際、市役所から納税者に確認が入ることはありません。
なんか住民税高いな
摘要が入っているかどうかというのは、記載の問題であって、会社のヒューマンエラーやシステムエラーで印字が入っていない場合も考えられます。
摘要が入っていない場合、市役所は問答無用で、前職分の給与が漏れているとみなして機械的に2重に計算して住民税を算出して納税者に請求をすることがあります。
なので、転職をされた方で、翌年、給料から引かれる住民税がやけに高いなと感じる方は、ぜひ市役所に問い合わせを行なってみてください。
2重でみなし課税されているかもしれないので転職された翌年は注意が必要です。
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息子&娘(8歳2ヶ月&4歳2ヶ月)の成長日記
4歳ぐらいは好き嫌いが激しいのでしょうか。
娘の好き嫌いが激しいです。
朝食の小さなメロンパンは全く食べないですが、バニラクリームが入ったパンはもぐもぐ食べます。
甘いものは好きですが、硬さや見た目で好き嫌いをしているように思います。

スキー検定1級持ち、現在テクニカル挑戦中の税理士・行政書士です。
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既婚で、7歳の男の子と3歳の女の子の父親です。
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