「ブログ振り返り」税理士免除大学院│修士論文の中間発表会の憂鬱

税法大学院2年目、論文の中間発表が迫っています。

ども、税法大学院合格コンサルタントのTOMOYUKI

Twitterです。

去年の先輩たちの発表を高見の見物で眺めていたけど、いざ、自分の番となると憂鬱になります。

1年前の状況のおさらい

1年前はこんなことを書いていて、下書きのままほったらかしにしていた文章を公開します。(2017年の9月ごろのことを書いています。

 

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現在、会計事務所に勤めながら大学院の1年生の後半も残りわずかになってきました。

働きながら、授業が忙しいだのなんだの言っていましたが、なにより一番しんどいのは論文作成になります。

先日、一個上の先輩たちの中間発表会を拝聴してきましたが、全員ダメだしを受けていました。

最終の論文提出が2ヶ月後(←リアルな提出期限は大みそかの年末になるので、実際は3か月後になります。)となった先輩たちがダメ出しされるのを見て戦慄が走ります。

自分は一年後、教壇に立ちタイムリミットを示すベルの音が「チン」っと残り3分、「チンチン」っと残り1分、焦る先輩たちと同じように急かされるのかと考えると気が気ではありません。

7人ほど発表がありましたが、全員に対してダメ出しがありました。

また、副査といって、ゼミ担当でない別の学科(例えば経済学)の先生からの質問が鋭利な刃物のように突き刺さります。というのも税法が専門ではない先生なので、内容いかん関係なく論文として説得力があり、課題を解決するために一貫しているかどうかなど本質的な質問をされるので、回答に困ります。

たぶん、私も一年後、先輩達と同じような状態になり、追い詰められて論文を作成するのだと感じる一日でしたww

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苦しくも1年前の自分が言った通りになっています。

今、論文の作成で追い詰められていますww

 

中間発表会とは

他の大学院は分かりませんが、私の通学している大学院では、9月の後半に中間発表会というものがあります。

ゼミの先生からはその時点で、論文を50%ほど書いて発表しなさいと言われています。

発表方法は、パワーポイントになります。

卒業論文の大体のページ数は40~45ページになりますので、9月の段階で最低でも20ページぐらい書く必要があります。

1600字×20ページなので、およそ32,000文字になります。

好きな文章なら32,000文字は余裕です(ちょっと、かっこつけましたww)が、難しい法律の本を読んで、脚注を入れながらの32,000文字は結構疲れます。

 

 

修士論文の書き方

論文執筆には、兎にも角にも本集めが大事

修士論文は兎にも角にも本を集めることが重要になります。

何の実績もない1人の大学院生が言ったことなど信憑性がありませんので、その道のプロが書いた論文の内容を引用して自分の言葉で書くことが求められます。

なので、脚注には1ページあたり、2冊以上の参考文献を入れて、5行ぐらい本のタイトルと該当ページ数が並びます。

A4の紙に40ページぐらいの論文を書こうと思うとだいたい40冊ぐらいの本を集める必要があると思います。

1ページ書くのに1冊ぐらいのイメージですね。

また、本の集め方ですが、1冊の専門書の脚注に著者が参考にした本が記載されていますので、それをたどって集めていくと比較的集めやすいです。

 

基本書より、専門書を優先的に集めるべし

この時におすすめなのが、教科書的な本よりも、書きたい論文のテーマになるべく近い内容で書かれている専門書を借りることをおすすめします。

なぜなら、論文が求められているのは、ハウツー本ではなく問題解決型の文章だからです。

例えば、「配偶者控除は廃止すべき」というようなテーマで論文を書くとします。

その場合、基本書からは所得税の課税標準などは参考に出来ますが、著者の少ないため、問題解決の方向に向けるベクトルが弱くなってしまいます。

仮に、「事実婚夫婦の裁判事例からみる配偶者控除の必要性」のようなタイトルの本または判例評釈があれば、そのような本を優先的に集める方が論文の執筆を進めるには好都合と言えます。

 

 

参考文献の集め方

基本的には図書館で借ります。

私は、近くに日本有数の蔵書数を誇る大阪府立図書館がありましたので、そこで借りたり、図書館でコピーを取って持ち帰ったりして集めていました。

また、図書館のサービスでもっとも重宝したのが、予約サービスです。

図書館は、1回窓口で登録すると、カードが発行されて、次回からはインターネットで予約をしておいて、本の用意が出来たら取りに行くことが出来ます。

10冊ぐらいは一度に借りれますので、はじめは、インターネットで該当する本を何冊か探して、一気に予約をして借りて読んで必要なところをコピーするということを3回ぐらい繰り返せば、書きたい論文に必要な本が揃うでしょう。

また、サイニーという本や論文の検索システムがあり、それを利用すればその本を貯蔵している図書館や大学を検索することが出来ます。

 

 

おわりに

書きたいテーマに合った本さえ集まればあとはそれを読んで、修士論文のテーマに合わせて引用しながら書いていくだけになります。

論文を初めて書く人にとっては、この本集めが以外に大変です。

私も理系出身だったので、文系の論文を書くのは初めてで論文集めは苦労しました。

ただ慣れれば単純作業ですので、早めになれて本を集めると修士論文の執筆もスムーズになると思います。

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