まいど!
税法大学院合格コンサルタントのTOMOYUKIです。
昨日はコンサル生とzoomで研究計画書について打ち合わせをしていました。
東京の方ですが、打ち合わせも5回目となると結構フランクに対応させて頂けるようになり、関西弁がときどき飛びだしていました。
コンサル生の方こればっかりはどうしようもないので、勘弁して下さいね。
●社会人
●願書提出まで時間がない
●スケジュールを立てるのが苦手
●税理士になりたい意欲あり
研究計画書の作成方法
基本的な作成の流れ
散々ブログで紹介しているので、ここでは詳細な対策方法は省きたい。
具体的には、以下の流れで作成すると望ましい。
働きながらだと、願書提出期限まで2ヶ月半ほどあれば余裕を持って対策できるだろう。
時間を掛けるべきポイント
時間別の対策方法を説明する前提として絶対に時間を掛けて欲しい項目を理由と共に解説する。
書きたい内容を選ぶ
まずは研究計画書の大枠を決めるテーマ選びは最も時間を掛けるべき箇所といっても過言ではない。
私のコンサルでも、この工程をもっとも大事にしている。
参考文献を読み込む
次に、参考文献も時間の許す限り読み込むべきである。
特に、税法初心者や実務経験が浅い人ほど文章の理解に時間がかかる。
研究計画書のはじめにを書く
ここは、研究計画書で教授が一番初めに目を通す箇所になる。
そういう意味では、研究計画書の段落の中で一番重要な段落と言える。
残り期間別の対策方法
では、上記のポイントを踏まえた上で状況別の対策方法を解説していきたいと思う。
残り2ヶ月
理想は2ヶ月半であるが、残り2ヶ月は対策時間としては十分と言える。
以下、対策開始から2ヶ月を2週間に区切って第1タームから第4タームとして解説していく。
第1ターム
租税判例百選から興味のある内容を決めて参考文献を集める。
第2ターム
参考文献を読み込む。必要に応じて追加の参考文献も借りる。
第3ターム
はじめにから順番に、自分が重要と感じているところが際立つように文章を書いていく。
第4ターム
文章全体が第3者が見ても把握できるか確認して、誤字脱字、参考文献の脚注の付け方などを確認して仕上げて提出
ポイントは、すぐに書き始めないことです。
論点の整理が出来ていれば3,000、4,000字程度の文章であればそれほど時間は掛かりませんので、論点の理解に時間を掛けましょう。
残り1ヶ月
ここでは、対策開始から1ヶ月を1週間に区切って第1タームから第4タームとして解説していく。
第1ターム
租税判例百選で興味のある内容を決め、同時に参考文献も集める。
第2ターム
参考文献を読みつつ、研究計画書を理解できないところがあってもいいので書き進める。
第3ターム
研究計画書の着地点を意識して参考文献を引用しながら、無理やりでもいいの書き進める。
第4ターム
文章全体を確認して、誤字脱字、参考文献の脚注の付け方などを確認して仕上げて提出
ポイントは、時間がないことを自覚して手を動かしながら進めていくことだ。
最終的に理論的に仕上がってなくても、誤字脱字、脚注の付け方など誰でも出来る箇所は抑えることが大事。
残り2週間
ここでは、対策開始から2週間を1週間に区切って第1タームと第2タームとして解説していく。
第1ターム
租税判例百選から何点か興味のある内容ピックアップする。
そして、ネット検索をしながら、参考文献として使えそうな資料を探す。
さらに、はじめにから、とりあえず求められている字数まで書く。
第2ターム
誤字脱字、脚注の付け方などを確認しながらプラスαで付け加えられそうな文章があれば付け加えて提出期限ぎりぎりまで粘る。
ネットを駆使して外に行かなくても集められる情報で書けそうなテーマを設定して、時間の許す限り作成するといったやり方になります。
ネットの情報でもうまく引用していけば、研究計画書の作成も不可能ではありません。
まとめ
私も実は、1ヶ月半ほどで研究計画書を作成して無事入学出来ました。
当時は、土日のうちどちらかは図書館に缶詰めになって作成した記憶があります。
受験生の多くは税法の研究計画書を作成することは初めてなので、みんなスタートラインは同じと考えていいです。
税理士試験じゃないですが、テクニック云々も大事ですが、最終的に諦めないことが一番大事だと思います。
スキー検定2級持ち、現在1級挑戦中の税理士・行政書士です。
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前走の私が直接対応させていただきます!!
既婚で、7歳の男の子と3歳の女の子の父親です。
著書「研究計画書の書き方 Kindle版」発売中
よろしくお願いします。
租税判例百選を購入
書きたい内容を選ぶ
CiNiiで関連しそうな参考文献を選ぶ
参考文献を読み込む
研究計画書のはじめにを書く
参考文献から引用出来そうな文章をピックアップする
自分が重要だと感じる箇所を問題点としてまとめた章を作る
文章構成を考えながら、各段落を作成
文書全体が論理的に作成できているか確認するして文章を締める