目次
本題
資金繰りの不安がなくなる最高の方法 Kindle版
こちら、還暦を迎え税理士の顧問先を手放されたという経歴をお持ちの近藤先生が書かれたキャッシュフローに関する本になります。
ご自身が主催されるこがねむしクラブには200人を超える参加者がいるコミュニティーを運営されています。
こちらの本は、近藤先生が開発されたエクセルで使える資金繰りソフトの使用方法について書かれていますが、経営者が資金繰りを改善するための考え方も詳しく紹介されています。
4つの口座の作成
- 売上を入金する口座
- 支払いを行う口座
- 納税用の口座
- お楽しみ口座(利益を残す口座)
経営を行う上で、特に意識した方がいいと感じたのは、上記のように口座を分ける方法です。
3の納税用の口座というのは、その通りで、所得税、法人税、消費税などを払うためにプールしておく口座で、この口座についてはないものとして扱います。
そして特徴的なのは4のお楽しみ口座の作成、縛るだけでは続きません。
4の口座はその名の通り、経営者が好きに使っても良い口座になります。
時間が経つと4の口座についても、そのうち存在を忘れることになるとのこと。
税金は後払いが多いので、この口座を分けるという行為は資金繰りの面でとても重要だと思います。
どんぶり勘定だからこそ、あなたの会社はこれから伸びる!Kindle版
こちらの本も無料で読むことができる本で、特に社員が5人〜15人ほどの昔ながらの小さな会社の経営者におすすめの本になります。
著者は、淡路島のホテル業を先代から受け継ぎ、その業績を大きく伸ばした経験と、いろいろ不運も重なり、その会社を倒産させた経験を持ちます。
これらの経験は、本著に詳しく書かれています。
10%の経費削減
こちらの本は、古くから街に存在している会社の盲点となっている部分について具体的な改善例を分かりやすく解説されています。
そこで書かれているのは、1億円の売上の企業が10%無駄な経費を削減するだけで1,000万円の利益が生まれるということです。
そのような無駄が、街の小さな会社では普通に存在していると指摘しています。
改善例として本著で紹介される業種も様々です。
- 九州地方で出会ったスナックのママ
- 在庫を持ちすぎる内装工事屋
- 素材にこだわ豆腐屋
- あいさつ回りで売上回復した3代目の大工
上記以外に、まだまだ具体例の紹介はされています。
資金繰りの他、小さな会社が売上を上げるための秘訣も分かりやすく解説されているので、経営者にはおすすめの本と言えます。
まとめ
定額の中で、どちらもしっかりとボリュームのある本で経営者の方にとてもおすすめになります。
息子&娘(5歳11ヶ月&1歳11ヶ月)の成長日記
言葉を喋るようになってくると、可愛いですね。
どんどん主張ができるようになってきています。
中でも、牛乳がほちぃという言葉はよく使います。
スキー検定2級持ち、現在1級挑戦中の税理士・行政書士です。
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既婚で、7歳の男の子と3歳の女の子の父親です。
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