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本題
「節税」という言葉、
あまりにも気軽に使われすぎている気がします。
税金が下がれば、
それはすべて節税なのか。
最近、
そんなことを考えるようになりました。
決算前にパソコンを買う
例えば、
決算前にパソコンを購入したとします。
仕事で使うパソコンです。
経費になりますし、
税金も下がります。
これは、
多くの人が納得する
節税でしょう。
業務に必要なものを購入して、
結果的に税金が下がっている。
違和感はありません。
決算前に接待でキャバクラへ
次に、
決算前に取引先との接待で
キャバクラに行ったとしましょう。
これも経費になり、
税金は下がります。
では、
これは節税でしょうか。
法律上は通るかもしれませんが、
少しグレーな感じがします。
「本当に必要だったのか?」
という問いが、
頭をよぎります。
乗らない車を法人で買う
最後は、
もっと極端な例です。
ほとんど乗らない車を、
法人名義で購入したとします。
その人はデスクワーク中心で、
車に乗る必要はありません。
ただただ、
税金を減らすためだけに
車を買った。
これは、
節税と言えるのでしょうか。
個人的には、
かなり違和感があります。
節税という言葉のまやかし
こうして考えてみると、
節税と一言で言っても、
中身はバラバラです。
私自身は、
節税という言葉には、
まやかしの面が多い
と思っています。
価値のあるものを購入し、
その結果として
税金が下がる。
これが、
健全な行動です。
税金を減らすためだけの行動
一方で、
税金を減らすこと自体が目的になり、
本来は必要のない行動を取る。
これは、
行動と目的の間に
大きなギャップが生まれます。
そのギャップは、
後になって必ず違和感として
表に出てきます。
ギャップが生じにくい節税もある
医療費控除や住宅ローン控除は、
その点、少し性質が違います。
-
医療は、国が価値を担保している
-
住宅は、衣食住の「住」を支えるもの
こうした制度は、
行動そのものに価値があり、
節税が“おまけ”として付いてくる。
だから、
ギャップが生じにくいのだと思います。
節税は一括りにできない
価値のある節税。
価値の薄い節税。
それらがすべて
「節税」という言葉で
ひと括りにされていることに、
どうもしっくりきません。
税金を減らすこと自体は、
決して悪いことではありません。
ただ、税金を減らすことに気を取られ過ぎて浪費をしている可能性も否定できません。
そんな気がする、
今日この頃です。
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スキー検定1級持ち、現在テクニカル挑戦中の税理士・行政書士です。
前走の私が直接対応させていただきます!!
既婚で、8歳の男の子と4歳の女の子の父親です。
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