税務署の税務支援初日は大混雑、午後からは、、

がんばる税っ!

 

みつばち会計事務所の丸山です。

 

今日は、税理士登録して初めての尼崎税務署主催の税務支援に行ってきました。

 

私は、初日の担当でしたので、その様子になります。

税務支援とは

税務支援とは、確定申告のための申告を確定申告の時期に4日間だけ行うというものになります。

 

ここでは、税務署の職員と期間限定のアルバイトの方などが集まって、来られた納税者の方の申告をお手伝いするものになります。

 

尼崎税務署では、2/6、7は武庫西生涯学習プラザにて、2/12、13は尼崎市立中小企業センターにて行われました。

 

私は、初日の2/6に言ってきました。

 

そして、私たち税理士の仕事は、合っているかわからない納税者の方が持ってきた申告書類をチェックして漏れがないか確認するというものでした。

 

納税者の方々は以下の流れで税務支援を受けることができます。

  1. 医療費控除を受ける場合は医療費の明細を記入する
  2. 番号札を貰う
  3. 税理士に相談する(自分でできる場合は、そのままパソコンコーナーもしくは手書きコーナーへ)
  4. パソコンコーナーもしくは手書きコーナーで申告書を作成する
  5. 申告して終了

尼崎税務署主催の確定申告作成会場では、税理士のいる記帳コーナーとパソコンや手書き申告のコーナーが分かれていて、税理士に頼まなくて大丈夫という人は記帳コーナーをスルーして、パソコンコーナーもしくは手書きコーナーへと進んで行きました。

 

ただこれは、尼崎税務署のやり方のようで、静岡の松井税理士の場合は、パソコンでの申告も先生がされているようでした。

 

土地によってやり方が違うようです。

 

尼崎税務署は、それぞれのブースが間仕切りで区画分けされていて分業で進めていました。

 

なので、税理士は納税者の方々が持参した年金や医療費の明細書についてチェックして専用のチェックシートにそれを書き込んで、パソコンでの申告を希望なら緑のファイルに入れ、手書き申告が希望ならオレンジのファイルに入れて渡すということをひたすら繰り返しました。

 

 

午前中が山場

私たち税理士の支援時間は、10時から16時までで途中で1時間の休憩があるというものでした。

 

全部で4日あるうちの初日ということもあってか、朝、税務署の方から言われたのは、250人待ちという状況でした。

 

9時30に集合ということで、9時20分にプラザに到着すると番号札を待つ方で会場前は長蛇の列が出来ていました。

 

それをかけ分け会場に入ったのはいいですが、私にとっては、今年が初めての支援、どこ行ったらいいのという状況。

 

なにやら、赤のジャンバーを着た人達が集まって、話をしていたので、とりあえずそこに行きましたが、パソコン入力の専門チームだったようで右往左往。

 

やっとのこと、税理士の相談エリアに到着しました。

 

こちらは、なにやら落ち着いた雰囲気で、先輩税理士の方々がおられました。

 

毎年のことなので、慣れている方にとってはなんてことはないのでしょう。

 

税理士の相談エリアには、24のブースがあって、1人1人の申告書類を確認していきます。

 

申告ブースに椅子はなく、立ちっぱなしで申告書をチェックします。

 

まるで立ち食いそばのような感じで納税者の確定申告をチェックすることになります。

 

10時開始の予定でしたが、5分ほど早く始まりました。

 

午前中は絶え間なく納税者の方がやってこられます。

 

休憩は、順番制で私が休憩に行ったのは12時15分だったのですが、それまでに10人ぐらいの人の申告についてひっきりなしで確認を行いました。

 

私も今回、初めて税務支援をしましたが、ほとんどの方は年金と保険や医療費控除の申告で、たまに、不動産で駐車場の収入をされる方がいらっしゃいました。

 

準確定申告が一件あった程度でした。

 

基本的には、普段、会計事務所でお会いしているような事業をされている方ではなく、還付を目的とした確定申告をされる方がほとんどでした。

 

初日に訪れる納税者の方は、確定申告の意識が高い方が多いと感じました。

 

税務署からの確定申告のお知らせや前期の確定申告の控えも用意されている方も多かったです。

 

さて、いつ昨日復習した消費税の軽減税率の知識が活かされるのか、午後も頑張ってきます。

 

 

午後

1時間の休憩をして、戻るとすぐにまとめ役の税理士の人から良いですかと言われて、午前の勢いはそのままに納税者の方々の書類を整理して行きました。

 

午前中で10件ほど一気に処理して慣れてきたので、午後からは余裕も出てきました。

 

一つ勉強になったのは、後期高齢者保険の納付通知書はそれ自体で確定申告の際の社会保険料控除の確認書類に使いるという点でした。(国民健康保険などの通知書は支払金額とずれている場合があるので、基本的には領収書で集計をします。)

 

国民健康保険の場合は、領収書がなければ基本的に控除することができないのですが、後期高齢者の納付通知書の下に小さい文字で、確定申告の証明書類としてお使いくださいと記載されていて、これで確定申告の添付書類に使えるんだと知りました。

 

作業に没頭していると、いつのまにか相談者の方がいなくなり、パソコンの申告コーナーに長蛇の列ができていました。

 

手が空き出したのが14時ごろでした。

 

それから、10分にひとりぐらいのペースで整理をして、14時30分ごろになると完全に納税者の方々の足は止まりました。

 

最終受付が相談窓口の最終受付が15時までで、会場は16時までで終了になります。

 

なので、16時までは正直暇でした。

 

こんな感じで、私の初めての税務支援は終わりました。

 

残念ながら、消費税の軽減税率については一度も使う場面はありませんでした。

 

 

まとめ

税務支援では、会計事務所で普段接しているような社長とは全く違う一般の方が申告に訪れます。

 

こうした方々がいることを知れたのも税理士になれたからだと思います。

 

年に一回税務支援という形でそのような税金にほとんど馴染みのない方の支援をできることは税理士の社会貢献としてはとても意義があることだと思います。

 

まあ、ボランティア精神だけでは食ってはいけませんが。

 

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さて、ちゃんと遂行することができるのか見守りたいと思います。

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