目次
本題
内容としては外国株式中心の投資信託のススメ
内容としては、外国株式を中心の投資信託のススメになります。
投資信託というのは、投資のプロに資産運用を任せる代わりに手数料を支払う投資方法になります。
過去49年の運用結果を引き合いに出し、結果、外国株式インデックスは過去49年で年率平均7.6%になっているので、100万円を運用していたら49年で3,639万円になっていたというのが本書の話の中心になっています。
過去と同じことが起こるとは限らない
確かにそうですが、私としては過去と全く同じことが起こる保証というのはないと思います。
それがリスクというものかもしれません。
ただ、本書はそれだけを根拠に、ただ外国株式インデックスを進めているだけではありません。
日本の年金大人の事情
本書では、世界の公的年金ポートフォリオというものがグラフでわかりやすく書かれています。
カリフォルニアだったりカナダなどと日本の年金の投資対象が%で表示されています。
これを見ると、日本だけが明らかに他と異なる点があります。
それが、日本債券で35%が運用されているということです。
他の国では、自国以外の国の株式であったり債券に多きな割合が割かれていて、世界標準の運用成績が7%であるのに対して、日本の年金の運用成績はわずか3%という低水準となっています。
これに対して、本書では、日本の年金運用は大学の成績でいうとC判定と酷評しています。
新興株投資
国の年金というのは、それこそ個人の資産から比べると莫大な金額になります。
お金がお金を産むと言われるように、成績の良い年金の運用比率を真似することで、国家レベルの運用手法で投資することも可能となります。
なので、本書の後半では、外国株式と外国債券を組み合わせた投資を勧めていて、さらに外国株式でも新興国株式を組み合わせることを勧めていました。
それは、成長が止まっている先進国よりも新興国に投資することで、成長が望むことができます。
しかし、リスクも存在するため、新興国株式に100%配分するわけではなく、ポートフォリオを組んでリスクの分散をしながらの投資を勧めています。
まとめ
大きな世界的なお金の動きに合わせていくというのは、お金がお金を産むという考えに照らせば合理的な選択肢になると思います。
投資判断の考え方として、参考になる本といえます。
息子&娘(5歳1ヶ月&1歳1ヶ月)の成長日記
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