「事業計画書は1枚にまとめなさい」レビュー、補助金申請、融資申請

アイキャッチは、息子がシールを貼りたくった未開封の缶詰

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本題

この本は、政府系金融機関の日本政策金融公庫に26年間勤務して、現在、コンサルタントとして活動されている上野光夫さんが書かれた本になります。

融資を受ける際には、事業計画書という、いわゆる会社の履歴書兼将来の目標のようなものを作成しなければいけません。

また、補助金の申請を行う際も、事業計画書というのは必要になります。

この本は、そんな重要な書類である事業計画書の書き方について、筆者の経験に基づいて非常に分かりやすくまとめられている良書でした。

融資や補助金の申請をする必要がある方はぜひ手に取っていただければと思いますが、私が印象に残った書き方について箇条書きで上げてみたいと思います。

ちなみに、さまざまな項目の記載が必要な事業計画書ですが、記載項目が多いため過剰書きで書くようにとのアドバイスがされていました。

私のメモ

  1. 取引先関係を明確にする
  2. 弱みのカバー
  3. 創業の動機
  4. 客観的事実
  5. 起業の準備に取り組んだこと
  6. 前職の実績
  7. 料金単価
  8. 足りないスキルやノウハウ
  9. 購入先の記入
  10. 回転率

解説

本書に書かれていたことで、全体的に共通していることは、数字などを具体的に記載するということです。

①取引先の名前を具体的に記載する。

④利益予測などを自己評価ではなく客観的な数字で具体的に予測を行う。

⑦売上=単価❌数量なので、料金単価もしっかり記載する。

⑨仕入れを行う購入先の名前も具体的に記載する。

⑩売掛と買掛について、回収と支払いの期間をしっかりと記載する。

また、②は、自社の強みだけでなく、弱みも記載して、それをどうカバーするかということも記載しておくべきとありました。⑧も同様に代表自身に足りないスキルやノウハウも書くと良いと書いてあります。客観的に自分を見れているかも事業計画書には重要ということになります。

⑤の起業の準備に取り組んだこととは、脱サラしたなら、サラリーマン時代に残した実績、例えば、サラリーマン時代のコネで取引先と起業後に取引する際も、何社と取引ができるなど具体的に書くことが重要になり、すでに売上を作る準備ができていることをアピールすることができます。

まだまだ、本書には大事なことが書かれていましたが、私がメモしていたことをベースに解説させていただきました。

 

息子&娘(4歳10ヶ月&0歳10ヶ月)の成長日記

娘のそり返りがもはや芸術レベルです。

そのうち直るクセなのかなと思ってみていますが、イナバウアー並みのそり返りの角度が日に日にキツくなっています。

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