本
朝日新聞出版超基本シリーズ
今さら聞けない超基本シリーズ (計10冊)というものがあって、朝日新聞出版さんが出版されているのですが、その中で唯一(2024/08/31時点)Kindleで定額で読めるのが、今回拝読した
そして、監修者が私の前職の税理士法人の相続部門の代表の方ということで、懐かしさをちょっとだけ感じながら読みました。
ターゲットとしては、これから相続を控える全ての人になります。
構成を一部紹介
超基本シリーズということで、イラストも多く読みやすいテイストで構成されています。
その証拠に、冒頭ではそもそも相続とは?から始まります。
ここが結構面白くて、武士のいた中世では財産の中心である所領(領地のこと)を一族で分け合う相続から家を継ぐ子ども1人に単独相続へと時代の変遷と共に変わっていき、近代の明治に入って家督相続の法定化を経て、現代では、その家督相続が廃止されて配偶者の相続権が強まり、さらにきょうだいへも均等に配分されるようになったことがイラスト付きで描かれていて、日本の相続の歴史をダイジェストで学ぶことができます。
そして読み進めていくごとに徐々に相続の具体的対策編へと入って行きます。
この本は、全く相続の知識がない方にとっては、とてもありがたい本だと思います。
生前と死後の手続きがきちんとわかる
で、この本のメインタイトルにもなっていますが、「生前と死後の手続きがきちんとわかる」というタイトルについては、chapter3生前から始める相続対策chapter4なくなった直後の手続きが対応していて、ここでタイトル回収となります。
特にchapter3の生前から始める相続対策は知っているかいないかで相続トラブルを事前に防ぐという意味では、とても重要な知識が詰め込まれているので必見です。
タブレットで読める
今や相続を含めて様々な知識はYouTubeなどでも簡単に情報が得られる時代です。
しかし、落ち着いて本でじっくり読むと専門家の私でも勘違いしている部分に気づくことがあります。
もし、相続でご心配な場合は、一度このようなKindleで定額で読める専門家が書いた本もありますので、タブレットでサクッと読んでみると理解がより一層深まると思います。
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息子&娘(7歳0ヶ月&3歳0ヶ月)の成長日記
息子を連れて、甲子園球場に野球観戦に行こうと思っていたのですが、台風で中止となってしまいました。
息子も楽しみにしてくれていたので、残念でした。
近々、京セラドームでも試合があるので、そちらに一緒に行こうと思っています。
スキー検定2級持ち、現在1級挑戦中の税理士・行政書士です。
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既婚で、7歳の男の子と3歳の女の子の父親です。
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