本題
先日、
相続税の申告書を作成している中で、
あわや二重計上という場面がありました。
今回のポイントは、
SBI証券の「買付余力」。
提示していただいた画面上ではしっかり金額が表示されていて、
一見すると「証券口座の預り金」として
把握してしまいがちです。
私も最初は、
その余力資金をそのまま
相続財産として計上しそうになりました。
ただ、
SBI証券の残高証明書を取得してみると、
預り金は0円。
「ん?」と思って調べてみると、
SBI証券の取引画面の「買付余力」の原因は**スイープ口座(自動入出金サービス)**でした。
SBIの場合、
SBI銀行のハイブリッド預金にある資金が、
証券口座に移さなくても
そのまま株の購入に使える仕組みになっています。
つまり、
- 見た目 → 証券口座にお金があるように見える
- 実態 → 銀行口座にある
という状態。
通常の証券口座であれば、
銀行 → 証券口座へ資金移動
→ 預り金として計上
→ 株を購入
という流れですが、
SBIの場合はこの「移動」が不要。
ここが今回の落とし穴でした。
結果として、
証券側で計上し、
さらに銀行側でも計上してしまうという、
二重計上のリスクが発生します。
今回は、
残高証明書をきちんと取得して確認したことで、
無事に回避できました。
相続税は、
金額が大きくなりやすい分、
一つのミスの影響も大きい。
だからこそ、
こうした地味な確認作業が
最後に効いてきます。
エビデンスに基づいて判断するのは、所得税でも法人税でも相続税でも同じです。
税務処理の大事な基本というのはどんな税目であっても変わりません。
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息子&娘(8歳7ヶ月&4歳8ヶ月)の成長日記
奥さんが会社のソフトボール大会に向けて、入念に練習していて息子とキャッチボールをしていました。
息子はボールが大きいのでやりにくかったと言い訳していましたが、奥さんにとって息子は良い練習相手になっているようです。

スキー検定1級持ち、現在テクニカル挑戦中の税理士・行政書士です。
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既婚で、8歳の男の子と4歳の女の子の父親です。
著書「研究計画書の書き方 Kindle版」発売中
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