本題
今回は、去年末に節税対策も兼ねて購入したスタディングの相続税講座について、どんな内容だったのか少しまとめてみたいと思います。
まだ、全部の授業を聞けていないですが、授業動画だけであれば8割ぐらいは視聴ないしは聞き流しをしたので、どのような構成で展開されていて実務をする上で、どういった効果があるのかについて、お話したいと思います。
なお、私はベンチャー法人を30件担当するような会計事務所にいたので、相続税申告についてはほぼやっていない状態で税理士資格を取得したので、そんな税理士が相続税の実務を行うにはどんなアポローチで学習を進めればいいかの参考になれば幸いです。
スタディングの相続税講座ですが、単元が大きく分けて、基礎、実力養成1から5という形になっています。
基礎では、相続税法の概要から始まって、遺贈と贈与など体系的に学習します。
そのあとは、延々と実力養成1から5で生命保険などの個別論点を学習していくことになります。
ただ、孫養子など基礎講座で触れなかった難易度の高い相続関係については、実力養成の中で確認していくこととなります。
その個別論点の中でも大きなウエイトを占めるのが、土地の評価になります。
土地の評価については、実力養成2と実力養成3の大部分、さらに実力養成4の前半で学習することとなります。
その次にボリュームがあるのが取引相場のない株式の評価で、これは実力養成4の後半で学習することとなります。
いざ実務となった際も、結局、土地や先代から受け継いだ会社の株価評価について分からないから税理士に依頼するというケースが多いと考えられますので、相続税講座でボリュームの大きい部分についてしっかりと学習することで、いざ実務の現場でも役に立つ場面が多いのではないかと思います。
私は、資格の大原で法人税法を勉強していましたが、法人税法で学習した知識というのは実務においてほとんど使わないことが多いので、それと比べると相続税講座というのは実務と直結する知識が多いので、学習ロスのようなことが少ない分野と言えるかもしれません。
とはいえ、重要な論点は土地や取引相場のない株式の評価であったりと明確で、もし、私が相続税法の受験をしていたと仮定すると、周りの受験生もかなりの精度で重要な論点を押さえてくると考えられるので、ワンミスが命取りの試験になるだろうなと勝手に予想してみたりしています。
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息子&娘(7歳8ヶ月&3歳8ヶ月)の成長日記
息子に、今度、甲子園に観戦に行こうと誘ってみると、行きたいけど、行ったら太るからなーと、屋台の食べ物を食べすぎてしまう心配をしていました。

スキー検定1級持ち、現在テクニカル挑戦中の税理士・行政書士です。
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