本題
2024/07/11の日経平均は、42,224円と過去最高値を更新し続けています。
この状況をどのように捉えたらいいのでしょうか。
日本経済絶好調、景気も最高というようには感じられないのも正直なところです。
日経平均と言えば、約4,000社ある上場会社の中でも、さらに財務基盤などが優秀な225社で構成されている作られている数字になります。
この225社には、任天堂、ソフトバンクグループ、ファーストリテーリングなど日本を代表する大企業が含まれているわけですが、こういう大企業に世界中からお金が集まっているとみることができます。
さらに、円安もこの状況に拍車をかけていると思われます。
つまり、1ドルで多くの円に交換できて、その円によって割安で日本の安定した企業の株を購入することができるということで、人気にさらに拍車がかかっていると言えます。
また、円安の影響で円で持つことのリスクを考える人が株式投資に流れているものと思われます。
数年前に仮想通貨ブームがありましたが、あの時、仮想通貨をしたのも一部の加熱した人たちだったと思います。
仮想通貨については、当時は税務上の取り扱いも明確に決まっていませんでした。
結果、仮想通貨のブームは終わり暴落、多くの人が投資の怖さを実感されたのではないでしょうか。
株式投資については、ある程度昔から税務上の取り扱いも整備されていて昔から株をしている人というのは一定数存在します。
そう考えると、株式というのは、通貨ではないですが、国に長期的に認められている安定した価値の持続する金融商品と言えます。
総合すると、円安で円の価値が下がっていて、株式の価値が上がったので株価が過去最高値を更新していると考えることができます。
もちろん、大企業の業績がいいことは当然ですが、お金が大企業に集まっているとも考えることができます。
では、今後株価は上がるのか下がるか。
これを予想できる人は誰もいないのではないでしょうか。
それは、半年前の4万円に届いてない時でも上がるのか下がるか明確に予想できる人はいなかったと思うからです。
予想していたとしても、未来を100%予想することはできないので、それは結果論に過ぎません。
なので、今の42,224円が過去最高値の株価と言っても、それはあくまで今の円の価値で株価を表示しているだけであって、株が今後上がるのか下がるかの未来予測には関係のない話だと思います。
円で持っていても、預金利息は0.01%と期待できませんし、円安で円の価値がどんどん下がったという結果は出ています。
預金だけをしていると増えたり減ったりしないですが、円の価値が下がっているので、円安前よりも貧乏になっていると表現することもできます。
ですので、円預金だけが安全と考えるのは時代が許してくれないと言えます。
株式市場が整備されている状況においては、日経平均が42,224円と過去最高値になった、その結果を受けてどういう動きをするかが個人個人の判断に今、委ねられていると言えます。
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息子&娘(6歳10ヶ月&2歳10ヶ月)の成長日記
息子が一人でコンビニでお菓子を買いに行くようになってきました。
掃除などのお手伝いで貯めたお金で買うのは良いのですが、2回連続で買いに行こうとしたので、それはダメと止めました。
自分のお金やからという息子に対して、家のルールに従わないと人はお寺行きやでと言って2回連続でコンビニに行くことは阻止しました。
スキー検定2級持ち、現在1級挑戦中の税理士・行政書士です。
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