クラウド会計2銘柄を比べてみた、マネーフォワードvsフリー

本題

株式投資の秘訣として、よく聞くことが自分の理解できる事業をしている会社に投資するのが良い言われることです。

私は、税理士ですので、会計ソフトについて精通していて、会社の今後の方針なども触れる機会が多いです。

その中で私が理解できる範囲の会社として、クラウド会計のマネーフォワードとフリーがあります。

この2銘柄を比べてみたいと思います。

競合関係の会社というのは、どちらかが勝てばそちらの株価が上がりやすいと考えられます。

まず、比べる上の基本情報として東証Pと東証Gの違いを理解する必要があります。

これは、株主数、流通株式数、流通時価総額、最近1年間の利益合計などで、東証の市場が、上から順番にプライム市場、スタンダード市場、グロース市場に分かれています。

  • マネーフォワード3994東証P
  • フリー 4478東証G

ですので、マネーフォワードの方が会社の規模としては成熟した企業で、フリーはベンチャーよりの企業と考えることができます。

(単位:百万円)

マネーフォワードの業績(楽天証券サイトより引用)

フリーの業績(楽天証券サイトより引用)

直近の売上高で比べてみると、

マネーフォワードが2023年11月決算で300億円。

フリーが2023年6月決算で190億円。

倍とまではいかないですが、売上規模にはかなり差があるのが分かります。

直近の利益で比べてみると、

マネーフォワードが2023年11月決算で🔺60億円。

フリーが2023年6月決算で🔺120億円。

利益で大きな差が出ています。

大事なのは、将来的な予測です。

株価というのは将来の期待値で上がっていくので、ここからよくなる要素があるのかどうかで決まってきます。

すると、マネーフォワードは、2025年11月決算で12億円の利益予測をしており、一方フリーは、2025年6月決算でも🔺12億円の予測になります。

これは会社予測になり、実現可能性は測ることができません。

ただ、この予測というのは、黒字予測の場合かなり覚悟が入ります。

というのも、黒字予測で蓋を開けると赤字決算が出た場合、株主が急激に離れて株価が暴落する可能性があります。

なので、マネーフォワードの黒字化というのはかなりの強気とみることができます。

2025年11月決算の売上予測も530億円と2年で倍近くの予定としており、将来の見通しが明るい予測をしています。

これだけの要素が揃うと、どうしてもマネーフォワードに傾いてしまいます。

 

息子&娘(6歳6ヶ月&2歳6ヶ月)の成長日記

息子の卒園式に参加してきました。

普段おちゃらけている息子もこの日はとても緊張している様子。

ここら辺は、まだまだ6歳の男の子です。

途中から目に涙を溜めながら、親からの手紙コーナーで、妻が息子に手紙を読むと母子ともに大号泣でした。

感受性のとても高い子供に育ってくれています。

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