前澤社長のカブアンドの決算発表、発行価格が5円から3円へ

本題

前澤社長のカブアンドの第1期決算発表がありましたね。

通常、決算発表というのはウチウチでされることが多く、会社のホームページに掲載されたものを後から見るということになりますが、なかなか細かい説明や表が多く、わざわざ決算発表を見ようとはなりません。

上場もしてない会社なら尚更情報を取得すること自体が面倒です。

そんな中、あの前澤社長がYouTubeにてカブアンドの第1期決算発表を行っていました。

動画は約23分間と比較的長い動画でした。

まず業績としては、売上高が約13億円、経費が約41億円、純損失が約18億円ということで第1期は赤字発進となりました。

その影響もあってか、株の発行価格を当初5円に設定していたものを3円に引き下げる発表がなされました。

これは、何を意味しているのか、株引き換え券という今までにないサービスを展開している会社ですから、このように発表されても何のこっちゃという感じです。

四季報を毎回購読している私が思うに、これは業績の下方修正と行って良いかと思います。

上場企業というのは、業績予測を四半期ごとぐらいでどんどん更新して発表します。

ただし、カブアンドは、東証などに上場をしていない非公開会社です。

非公開会社は、市場に上場されていないため、基本的に1株いくらという価格設定をすることができません。

なので、純資産などから価値を推定したりします。

推定した価値を発行済株式数で割った数字が一株当たりの株価、つまり発行価格となるわけです。

カブアンドのサービスは、株引き換え券を持っている人へ自社の株を割り当てるというものです。

この割り当てる株の価格が高ければ、将来上場した時に株数に市場価格を掛けた資産の額が高くなります。

発行価格が5円から3円となったということは、設立時に想定していたカブアンドの企業価値より60%評価が下がったと言って良いと思います。

動画では、発行価格の単価が下がったので多く株が持てるメリットのように説明されていますが、企業価値が総額でいくらになるのが大事なので、株引換券でもらえる株数が以前より増えないとメリットはないと思います。

新規設立の会社で1期目が赤字というのはよくあることですが、初期投資が大きい製造業などではない手数料ビジネスが主体のサービス業であるカブアンドについては、1期目から黒字を狙っていたと思われますし、そこには経営陣の誤算があったものと思います。

それで、慌てて前澤社長自らYouTubeで動画を公開したというのが今回の動画公開の流れではないかと予想します。

とはいえ、斬新な新サービスを展開しているカブアンド、今後も注目して行きたいと思います。

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丸山友幸(まるやまともゆき)
スキー検定1級持ち、現在テクニカル挑戦中の税理士・行政書士です。 ウインタースポーツに打ち込みたいけど3月の確定申告がご不安な方はぜひご相談を!! 前走の私が直接対応させていただきます!! 既婚で、7歳の男の子と3歳の女の子の父親です。 著書「研究計画書の書き方 Kindle版」発売中 よろしくお願いします。