本題
もし、自分に何かあった時用に『俺の相続』エクセルシートを作成しています。
こちらのエクセルシートをドロップボックスに格納して、奥さんにエクセルシートのURLを渡して、パスワードを遺言書(法務局の遺言書保管制度)で保管する方法で私に何かあったらスムーズに引き継ぎができるようにしようと考えています。
エクセルシートの作成ですが、タブを以下のように分けて作成しています。
- 携帯番号とキャリア情報、メールアドレス・PW(携帯のロック解除番号、マネーフォワードやfreee、JDLなど申告管理ソフトのログイン情報など)
- 通帳・証券口座情報(ログインID、パスワードを含む、また小規模企業共済、iDeCo、倒産防止共済など)
- 通帳の合言葉関係
- クレジットカード、ポイントの情報
- 顧客情報(主に連絡先と事後処理について)
- 個人情報(税理士のログインパスワード等)
- その他
デジタル遺産が話題となっていますが、ネット銀行や通帳なしの口座など通帳などの現物が手元にない財産を持っている場合の相続というのが今後発生してきます。
その場合、相続手続きをスムーズに行うためには、故人の所有口座情報と共にログインIDやパスワードの引き継ぎが重要になります。
指紋や顔認証のような生体認証によるロック解除が主流になりつつありますが、相続という面で見ると生体認証によるロック解除というのは、突然の相続が発生すると、故人のスマホやパソコンにログインすることができず、情報が完全にブラックボックス化してしまう可能性があるので生体認証に頼りすぎるのは相続という面ではマイナスです。
遺言書という形でなくても、これらの情報を相続人に確実に伝えることは、令和の相続手続きでは重要になってきます。
さらに、士業などの場合は亡くなったことを所属している会に連絡する必要があるため、そういった連絡網についても情報として残しておく必要があります。
また、会社経営をされている方というのは、仕事の事後処理方法を伝えておかないと顧客に迷惑を掛けてしまうため、顧客情報含め事後処理の順序をしっかりと伝えれるように準備しておかないといけません。
常に情報を更新するエクセルデータをドロップボックスに格納しておくことで、最新のデータを自分に万が一があった時に相続人に伝えることができます。
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息子&娘(8歳2ヶ月&4歳2ヶ月)の成長日記
2年生がインフルエンザで学年閉鎖になりました。
そんな息子は、マインクラフトで町づくりに励んでいます。

スキー検定1級持ち、現在テクニカル挑戦中の税理士・行政書士です。
前走の私が直接対応させていただきます!!
既婚で、8歳の男の子と4歳の女の子の父親です。
著書「研究計画書の書き方 Kindle版」発売中
よろしくお願いします。
















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