目次
本題
田舎の農家をイメージしてもらうと、分かりやすいと思います。
田んぼが広がり、その中にポツポツと家が点在している地域。
さらに、所有している田畑と山林が何軒かあちこちに散らばっています。
そして、すでに亡くなった誰かの名義のまま、未登記状態が続いている物件という内容でした。
迫る、相続税申告期限
最初の連絡は、「相続税の申告期限である10か月がそろそろ来てしまう」という、かなり切迫したものでした。
来社いただき、
行政書士に依頼して作成されたという
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不動産の点在図
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役所発行の固定資産税評価額の一覧
を見せていただきました。
評価額を見て、現実が見える
一覧を見て、
山林の評価額は、
低いものだと 1万円。
田んぼでも 10万円前後。
宅地でも500万円程度と全部合わせても1,000万円行くかどうかというところでした。
東京では、マンションの平均購入価格が1億をこえたなどのニュースがありますが、少し田舎に行くだけで評価額というのは天と地ほどの違いがあります。
相続税申告は不要
評価額を合計しても、
相続税申告が必要になる金額には
明らかに届かない内容です。
しかも、
売却しようとしても、
なかなか買い手が見つからないような地域。
いわゆる負道産でした。
農地法
農地というのは、農地法という特別な法律によって管理されているため簡単に売買できるものではありません。
田んぼを購入するには、農地法に基づいて農業を行うなど普通の宅地とは異なる手続きを踏む必要があります。
なので、よく田舎では、農家の方が高齢化してタダでも売れない土地がゴロゴロあります。
現実的に登記を変更するのは難しい
今回のケースでは、高齢の方が相続人となっており、その方に登記を変更するのは、次の相続もそう遠くない未来に控えていることを考えると、費用を掛けて行うことは現実的に無理と言わざるを得ません。
後継ぎがいないような土地だと尚更です。
2024年4月1日から登記の義務化が始まりましたが、評価の低い農地や山林が複数ある場合などは手間が増えるでしょうし、手続き費用も高くなると考えられます。
法律に従って登記を変えたところで、誰も得をしないような気もします。
法整備は必要ですが、未登記の土地問題というのはもっと根深い社会問題だと思います。
編集後記
相続は、
金額が大きければ大きいで大変ですが、
評価が低い不動産でも、別の大変さがある
ということを、改めて感じた相談でした。
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息子&娘(8歳5ヶ月&4歳5ヶ月)の成長日記
SwitchのSDカードを買ってあげて快適にゲームができているようです。
ソフトの容量の問題があったとかそんなことは理解していませんが、さすが子供、スポンジのように柔軟に受け入れて楽しんでいます。

スキー検定1級持ち、現在テクニカル挑戦中の税理士・行政書士です。
前走の私が直接対応させていただきます!!
既婚で、8歳の男の子と4歳の女の子の父親です。
著書「研究計画書の書き方 Kindle版」発売中
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