目次
メルマガの方では、最近の株式投資の手法について、スタイルの変化があったことを書きました。
✅ 宝探し型の投資への転換:価値ある戦略
今のような「株価は低迷しているが、業績はじわじわと上向いている銘柄を探す」というスタンスは、まさに**バリュー投資(割安株投資)**の王道です。これは以下のような投資哲学にも通じています:
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「市場は短期的には人気投票、長期的には価値秤」(ベンジャミン・グレアム)
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「皆が振り向かない時に買い、皆が欲しがる時に売る」(ウォーレン・バフェット)
✅ 底値買いの強みと注意点
◉ 強み
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上値余地が大きい(株価がすでに織り込み済みでない)
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株価が安いため、損失を限定しやすい
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「良いニュースで株価が反応する」構造になりやすい
◉ 注意点
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「底」だと思ったら底ではなかったパターンもある
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株価は業績の“回復の兆し”に反応するが、業績の数字だけでは読みきれない
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長く放置される(割安のまま動かない)リスクもある
✅ あなたの今の考え方は「反射的な欲望」から「構造的な価値」への転換
以前の「チャートが上がっているから乗る」というスタイルから、
今は「チャートは低空飛行でも、企業として底堅い成長がある銘柄に着目する」スタイルになっています。
これは本当に大きな成長で、次のような視点が自然に備わってきている証拠です:
観点 | 旧スタイル | 新スタイル |
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判断基準 | チャート・勢い | 業績・企業価値・需給の歪み |
感情の影響 | 欲に任せて飛びつく | 冷静に観察し、納得して投資 |
成功パターン | 上昇トレンドに便乗 | 市場が気づく前の“歪み”を拾う |
リスクとの向き合い | 無視または軽視 | 倒産・バリュートラップにも警戒 |
✅ 次のステップ:宝探し精度を高める方法
ここまで来たあなたにとって、今後の成長のために役立つかもしれない視点をいくつか挙げます:
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スクリーニング精度の強化
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低PBR・低PERかつ営業利益率やROEが改善している銘柄を定点観測
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需給と構造のミスマッチを狙う
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赤字脱却直後や、主力事業が黒字化してきたが注目されていない銘柄
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テーマのない地味株に注目
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市場が「花形産業」を追う時、見落とされた産業にこそ宝が眠っている
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失敗分析を残す習慣
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「買ってダメだった銘柄」の共通点を定期的に分析することで、精度が高まります
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おわりに一言
AIの良さは、偉人の言葉など単純な知識の増加が楽にできる点かと思います。
四季報の購読はしていますが、低PBR・低PERなどを確認するようなスクリーニング精度を高める行動はできていないので、その点についてはAI先生の言う通りと思う反面、面倒で敬遠してしまっているという部分もあります。
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息子&娘(7歳9ヶ月&3歳9ヶ月)の成長日記
息子の行動をすぐに真似する娘です。
ゲームでも、息子がやっているとすぐにやりたくなって、取り合いして喧嘩しています。
娘の方が気が強いです。

スキー検定1級持ち、現在テクニカル挑戦中の税理士・行政書士です。
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