開業6年目の税理士が考える相続税を取り巻く環境の一考察

本題

先日、⚪︎ェスターさんが営業に来られて、相続税申告の業務提携の話を持って来られました。

⚪︎ェスターさんは、全国展開されている非常に大きい税理士法人さんですので、私なんかこじんまりと基本1人で業務を行っている税理士に何の用事があるのか不思議でした。

なんでも、⚪︎ェスターさんは相続税申告のみを受けるスタイルでされているとのことで、法人顧問とかはせずに、ホームページと税理士事務所からの紹介で相続税申告を受注されているそうです。

このような税理士事務所からの紹介が、全体の半分ほどだというので驚きでした。

そういう仕組みかーで申告件数を増やされているそうです。

相続税申告については、高齢化と基礎控除の引き下げに伴う納税が必要な人の増加によって申告件数が伸びている分野となります。

また、最近はマネーフォワードやfreeeなどのクライド会計の浸透によって、ご自身で確定申告を行われる人も増えているなか、相続税申告を相続人自らが行うというのは、このような汎用性の高いソフトの流通が確定申告ほど盛んではないことから、まだまだ専門家に依頼する人というのは多くなってくると考えられます。

その際に税理士の誰に依頼するのかとなると、経験値の高い事務所にお願いすることになるでしょうから、年間3,000件以上の申告実績をもつ⚪︎ェスターさんなどは強いと感じます。

では、この相続案件について、街の税理士はどう対処していけば良いのかという話になってきます。

最も一般的な受注方法としては、クライアントさん関係からの依頼が最も多くなると思います。

次に、地元の方からの依頼が考えられ、その次に司法書士さんや行政書士さんからの紹介というのが考えられます。

その際に、自分でやるというのも1つですが、このような⚪︎ェスターさんと連携して、仕事をやっていくというのは自分のスキルも高めつつ、納税額が多額になって、もしもの場合の損害が大きい相続税申告業務について、現実的な仕事の進め方になると感じています。

10年前は、こんな状況はなかったと思いますが、経験をある税理士法人との仕事の連携というのも現実的な状況だと感じています。

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息子&娘(7歳8ヶ月&3歳8ヶ月)の成長日記

娘が怒ったら、もう怒ったでというのですが、小さい体で腕を腰に当てて、いかにも怒ってますみたいなポーズで言ってくるので、思わず笑ってしまいます。

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丸山友幸(まるやまともゆき)
スキー検定1級持ち、現在テクニカル挑戦中の税理士・行政書士です。 ウインタースポーツに打ち込みたいけど3月の確定申告がご不安な方はぜひご相談を!! 前走の私が直接対応させていただきます!! 既婚で、7歳の男の子と3歳の女の子の父親です。 著書「研究計画書の書き方 Kindle版」発売中 よろしくお願いします。