経費になるかどうか一番簡単に知る方法は身近にできる仮想税務調査

本題

グレーゾーン

顧問先からこれは経費ですかと聞かれること場面は数多くあります。

一発でだめだろうと返事ができるものもありますが、こちらも「むむっ」と悩んでしまうものも正直あります。

以前、業界の人と話をした時に、ライザップの会費は経費になるのかという話がありました。

3人で話をしていましたが、それぞれ意見が割れました。

Aの人は、経費になる。

Bの人は、半分経費になる。

Cの人は、経費にならない。

と答えました。

経費になるかどうかは、専門家でも10人いたら十通りの意見があり、本当に悩ましいものと言えます。

 

奥さんに聞いてみる

こんな悩ましいものなので、例えば、事業をされている人が自分で使った支出が経費になるかどうか悩んだときは、よっぽど、人間ができている人でもない限り、甘めに経費の線引きをしてしまいがちです。

そこで、一つの提案で、奥さんに聞いてみたらどうでしょうか。

「この支払いって売上につながるかな〜」

と、そこでいやそれはちょっととなるなら、客観的に経費にするのは難しいのではないでしょうか。

 

友達に聞いてみる

今はコロナで自粛期間でなかなか行けないかもしれないですが、取引先の接待でキャバクラにいうこともあると思います。

ただ、数万円のキャバクラの領収書を奥さんに見せれない場合もあると思います。

そういう場合は、友達に聞いて見たらどうでしょうか。

親友がいたら、その人に聞いて見ても良いかもしれません。

一番ダメなのは、主観のみで判断することです。

 

会計事務所の事務員さん

会計事務所では、よく、領収書を入力する事務員さんがいたりします。

そういう時は、担当者の私も事務員さんから貴重な意見をいただけることがあります。

「これって、何の支払ですか?」

そこで、私も答えらないと社長に聞くことになります。

この一連の作業は、まさに、仮想税務調査になります。

税務調査では、帳簿を提出して、売上から経費まで見られ、怪しい領収書については、「これは、何の支払ですか?」と尋ねられたりします。

その時にしっかりした説明ができなければ、他にも怪しい支払いがないのか調査官の目が厳しくなります。

客観的な意見とは、経費の判断をするためにはとても貴重な意見なのです。

 

まとめ

経費が増えれば税金は減ります。

なので、自営業者は経費を入れる方向に意識が働きます。

しかし、経費の判断は客観的な視点で見ることが重要です。

ぜひ、自分本意に判断せず、なにかしらの方法で客観的な意見を取り入れる方法を考えてみてください。

 

編集後記

今日は、昨日頂いた確定申告案件を進めたいと思います。

 

息子(3歳4ヶ月)の成長日記

昨日からお腹が痛いとのこと。まだはっきりとどんな症状なのか説明できないので、心配です。

 

ヨガ日記

今日は朝7時からピラティスを受講しました。

ピラティスは、呼吸が大事なようで、やった後は、体がポカポカと温まります。

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